蜂蜜ができるまで

■ミツバチの一生

ミツバチの寿命は孵化して40日前後と短く、忙しい時期は2週間くらいにもなるそうです。
自分が生きるためだけなら花のミツを自分で食べていればいいのですが、「集団生活のプロ」はそうではないようです。

群れを守るために「保存食」としてのハチミツを自分を犠牲にしてせっせと集めます。
自分たちの寿命を遙かに超えて、まさに、生き続ける「ミツバチ」の職人です。

幼虫を育てる、巣を守る、女王蜂にせっせと卵を産んでもらい、次のシーズンまで寒い時期を乗り切る。
群れがずっと生きていけるように「保存食」としてのハチミツつくりを休まずに行っているのがミツバチです。

■ミツバチの精製

ミツバチの巣は、通常、1匹の女王蜂、数百匹のオス蜂と数万匹の働き蜂(メス)で構成されています。
この中で、人生の後半にさしかかった働き蜂たちが「外で花のミツを命がけで胃中に吸いとって集める」のです。
その後、若いミツバチがそれを分解しながら、「ハチミツ」として貯蔵されていきます。

この間で行われる「酵素が加えられる」という働きと、巣の中で行われる、ミツバチの羽などで作りだされる温風(ミツバチの羽ばたき)で水分がなくなり、「ハチミツ」へと変化します。

1匹のミツバチは1時間に約700の花に授粉させることができるそうです。
しかしながら、働き者のミツバチでも1kgのハチミツを作り出すためには700万以上の花のところへ飛んでいかなければならないというデータもあります。

1匹のミツバチが1kgのハチミツを集めるには約15か月に相当するほぼ1万時間ものあいだ浮かんでいる(滞空時間)事が必要になります。距離にすると24万km、これはつまり地球の赤道をほぼ6周するほどの距離を飛ばなければならないのです。

1匹のミツバチが一生をかけて集められるハチミツはスプーンの半分にもならないのです。
そう考えるとスプーンに余った最後の蜂蜜も大切に食べなくてはいけませんね。

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